浄土真宗の教えについて
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浄土真宗における門徒とは
『南無阿弥陀仏』の教えを聞く同じ宗門の仲間を門徒といいます。
一般的に、浄土真宗の信者の方を「門徒」と言います。
門徒とは、「一門の徒輩(いちもんのとはい)」という意味で、同じ宗門の仲間という意味で広く使われてきました。親鸞聖人ご自身「源空、光明はなたしめ、門徒につねに見せしめき」<高僧和讃>と言われ、法然上人の教えを聞く同行(どうぎょう)を「門徒」と呼ばれて います。
基本的に僧侶を指して「門徒」とは言いません。ですから浄土真宗は僧侶と御門徒によって構成される集まりということになります。
今日では特に真宗の一般の信者を門徒というようになりましたが、元はといえば一宗門の徒という意味です。それが門徒といえば、浄土真宗の信者だと限定されたのは蓮如上人のころかと思われます。蓮如上人によって真宗が再興され、まれにみる大教団となり「門徒」といえば真宗門徒であり、「本願寺門徒」と一般に言われ定着したようです。
このように書いてくると、
「僧侶→教えを説く立場」
「門徒→教えを聞く立場」
という風に解釈されがちですが、決してそうばかりではありません。
僧侶自身が色々なことを聞いて学んでいかねばなりませんし、門徒自身も積極的に色々な行事に参加して活動することが求められます。
余談ですが、真宗大谷派の「真宗本廟奉仕団」と呼ばれる二泊三日の研修では僧侶も門徒も常に寝食をともにします。皆協力し合って食事の準備や片づけをしたり、一緒になって座敷に布団を敷きつめて寝ます。
※「真宗本廟奉仕団」の説明(真宗大谷派の公式ページ)
「皆ともに、分け隔てなくそこにいて良いのだよ」というのが浄土真宗の大切な教えです。