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阿弥陀如来坐像の位置づけについてご紹介致します。

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浄照寺のブログ
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こちらのページでは『阿弥陀如来坐像』の存在意義、仏教美術史上の特筆すべきことなどについてまとめています。

 本像の意義~阿弥陀如来坐像が伝えるもの~

本像の特徴としてまず第一に挙げられるのは、何といっても半丈六というその大きさであろう。古くは奈良時代、さらには平安・鎌倉時代にさかのぼる仏教美術が数多く伝えられている越後・佐渡地域においても、本像をしのぐ大きさの像となると、佐渡国分寺の薬師如来坐像(像高136cm、8~9世紀、国重要文化財)を数少ない例外として、他にほとんど例を見ない。
また、第二の特徴として胎内墨書銘によって確実な制作年月日がわかることがあげられる。県内の秀作として知られる他の像にしても銘文があるわけではなく、制作年代は像の様式などから推測されるに過ぎない。このほかにも新潟県内には本像よりも古い作例はいくつもあるが、銘文を有するものは稀である。
本像の墨書銘には僧・浄誉、仏師・半田三郎兵衛らの名が見られ、今後これらの人物についての知見が加わることにより本像の宗教史上、彫刻史上の重要性は高まることになろう。造形面では野趣に富んだ面貌と不規則な木寄せに18世紀の地方作らしい特徴が看て取れる半面、丁寧な衣文処理には室町時代後期~安土桃山時代(16世紀)の余風が認めら れ、その堂々たる面持ちとともに本像の価値を高めている。

以上を要するに、本像は新潟県内屈指の在銘仏像として貴重な作例であるといえる。
 

像様

仏像全体の大きさなどについて解説しています

構造

仏像の作者や作風などをまとめています

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仏像がどこから来てどうしてここにおられるのか

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この仏像は新潟県では指折りの大きさです

                                 

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