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こちらのページでは当山の境内や伽藍・納骨堂・鐘楼堂・庫裏などの修復や建立についてご紹介致します。

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伽藍


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当山は開山以来約390年の歴史の中で、様々な活動をして参りました。特に現在の新潟県小千谷市片貝町がまだ村であった頃に村民から迎え入れられて現在の場所に寺院を構えました。現在の本堂は建立されてからは約190年。その他にも太子堂や納骨堂・親鸞聖人銅像などが現在境内に建てられています。

こちらのページでは主にそれぞれの伽藍(仏教建築)の修復や新たに建立されるものなどの情報をお届けします。

納骨堂のご案内のページができました。

 

浄照寺の納骨堂 『倶会一処』(くえいっしょ)のご案内です。
下記のリンクからご覧下さい。

>>永代読経の納骨堂 『倶会一処』

落慶法要が無事終わりました。

落慶の写真

■2011年11月1日に鐘楼堂・納骨堂の落慶法要並びに記念イベントを行いました。

5月25日に起工式をしてから約5カ月、このた日おかげ様で鐘楼堂と納骨堂が完成し、この度、落慶法要と記念のイベントを執り行い、無事に円成(よく成功すること)致しました。これもひとえに地域の方、当山ご門徒の方々、並びにご縁を頂いた皆々様のおかげであります。誠にありがとうございました。別途下記のリンクにその模様をアップしましたのでご覧下さい。

>>浄照寺の納骨堂・鐘楼堂の落慶法要と記念イベントの様子はこちら

納骨堂の形ができてきました。

納骨堂

■納骨堂工事の中間報告。

5月25日に起工式をしてから2ヶ月と少しが経過し、納骨堂も大分その姿がはっきりしてきました。基礎工事が終わり、木材が入って屋根や柱、梁が入ると…
かなり大きな納骨堂です!写真を少しだけ撮りましたのでアップしました。
納骨堂

【全体イメージ】


浄照寺本堂の横にあった杉林を切り開いて建立しています。
杉やケヤキの間にある納骨堂です。

                            
納骨堂

【休憩のひと時】

職人さんの休憩の時に少しだけお話しをさせて頂きました。
手前の方はなんと27歳の女性の職人さん!
せっかくなので写真を…と思いましたが
「顔だしNG」
とのことでした。 

残念!いつか写真を…(笑)
                            
納骨堂

【作業風景】

炎天下の中、高い場所に上がっての重労働、ホントに職人さんには頭が下がります…。

上の写真でご紹介した女性の職人さんもハードワークをこなされててスゴイ!

お怪我の無いように…

 

梵鐘の『火入れ式』に行ってきました。

火入れ式

■富山県の『老子製作所』さんへ行ってきました。

去る4月30日、この度、梵鐘を制作して頂く『老子製作所』(おいごせいさくじょ)さんへ住職・坊守・当院・准坊守の4人と世話役さん6人の計10名で行ってきました。
今回は「火入れ式」(鋳込み式)を執り行い、そして色々とお話を伺いました。
以下、その報告レポートです。
打ち合わせ

【打ち合わせ】

まずは今回の梵鐘の制作時期や大きさ、発注内容などの確認と火入れ式の流れの確認です。
ご説明頂くのは老子製作所の元井秀治専務。

住職はじめ一同、真剣にお話 を伺います。

なんとこちらにはあの元・サッカー日本代表の中田英寿選手も来られたそうです!
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火入れ式

【工房見学】

説明を伺いながら工房へ。
実際に納品される予定の梵鐘や仏像を見せて頂く。聞けば「こちらの地方は真宗大谷派のご寺院様からのご注文がかなりの数です」との事。

それにしてもこのお釈迦様の像ですが、とても良いご表情をされていました。
美しさのあまり写真をパチリ!! 
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火入れ式

【工場見学】

工房・事務所から出て工場へ。
こちらは梵鐘だけでなく銅像なども制作しておられます。この写真では親鸞聖人銅像の制作過程を見学しています。
銅を流し込んで、そしてさらに彫って…
なかなか見れない光景に皆さん釘付けでした
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火入れ式

【鋳型を見る】


梵鐘は溶かした銅を流して作り上げるのですが、このような型を釣り上げて作られます。!
脇に付いている突起物でキッチリ固定してから流し込むそうです。
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火入れ式
【火入れ式直前①】

溶かした銅が流し込まれる前の型の内部です。
高く釣り下げられた型の下から撮影してます。
突く時の位置の上に書いてある文字は

『正覚大音響流十方』
(しょうがくだいおんこうるじっぽう)

です。良く見ると文字の左側に住職名前も入ってます。
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火入れ式
【火入れ式直前②】

入念に位置を確認しながら職人さん達が型を合わせていきます。
この型と真ん中の土との間に流し込まれた銅が梵鐘となります。
ズレたら大変なので職人さん達は何度も何度も位置を確認されてました!
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火入れ式
【火入れ式(鋳込み)~勤行~】

型がピッチリとハマったらいよいよ溶かした銅が流し込まれます。
梵鐘は寺にあって「鐘の響き」によって仏法を伝えてくれる大切なもの。住職と当院とで銅を流し込む直前に読経します。世話役さん方も一緒に合掌。

この音が広く人々に届きますように…
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火入れ式
【火入れ(鋳込み)】

いよいよ銅が流し込まれました!
入念に少しずつ流し込まれていきます。
それも一気に流し込むのではなく、何回かに分けて少しずつ流し込まれてました。
近くに寄るともの凄い高温!
写真撮影に夢中になって近づき過ぎて
「危ないですよ」
と注意されてしまいました(笑)。
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火入れ式
【火入れ式が終わりました】

火入れが終わった型の前で参加したメンバーで記念撮影をしました。
今回は富山まで日帰りでの車移動だったので少しお疲れのご様子?が見えましたが、この梵鐘の音が浄照寺から鳴り響くと思うと、想いは格別です。
太平洋戦争で供出させられて以来、約70年ぶりにやっと梵鐘が復活します。
落慶法要は11/1です。お楽しみに!!

落慶法要

 

鐘楼堂再築の為のご懇志を頂き有難うございました


■梵鐘奉安実行委員会よりお知らせ。

先般、浄照寺のご門徒さんだけでなく、広く企業や片貝町民の皆様方にお願い
していた 「鐘楼堂再築の為のご懇志」に関してご報告致します。

ある程度期間を設けて梵鐘奉安実行委員会より依頼状を携えつつお願いしていた今回のご懇志ですが、先般ひと区切りをつけて集計したところ、目標の額に到達することが出来ました。
これも偏に皆様のご理解とご協力の賜物であると、住職始め実行委員会一同
深く感謝しております。

また、ご懇志のお願いにご尽力頂いた皆様におかれましては大変ご難儀をお掛け致しましたが、おかげ様でこのように目標額に到達できたと重ねて感謝申し上げる
次第であります。
本当にありがとうございました。

また、詳細に関しては係の者から別途お知らせ致しますので、
何卒宜しくお願い致します。

應永山 浄照寺
住職  小林 光紀

納骨堂・鐘楼堂の奉安事業について

納骨堂写真 鐘楼 本堂かんしょう

■納骨堂・鐘楼堂の建立に至った経緯

当山は本堂が建立されて以来、本堂のすぐ脇に「鐘楼堂」があり、そこには梵鐘が奉安されていました。時計の無かった時代、毎晩十時になると鐘を突き、人々は内職の手を止めて床についていたそうです。
しかし、太平洋戦争が激化し、国からあるゆる金属の回収令が発せられ、浄照寺の梵鐘もその対象となってしまいました。
梵鐘が供出される時は参道を約500人余りの片貝村民が集まって見送ったといいいます。その様はまるで兵士を見送るかのごとくであった、と当時を知る方は語ります。

時は流れ、浄照寺が現在の二十七世住職の光紀になり、ある方から浄照寺にご寄付のお話を頂きました。その方は当山の先々代(小林一道)の時代にお世話になった方で、特に先々代とのご縁が深かったそうです。そこでその深いご縁と、これから時代の流れで悲しくも無縁仏になってしまう方々の為になれば、との強い思いから当山へご浄財を頂くこととなりました。

当山ではその思いを大切に頂き、これからの有縁の方々も悲しくも無縁仏になってしまう方も、当山の門徒で無い方でも広く対象にして納骨堂を建立することとなりました。現在、納骨堂が建てられている場所は先述の鐘楼堂から梵鐘が供出させられた後に改築して建てられたものです。当山では今の納骨堂を元の鐘楼堂に戻して、本堂横の雑木林を切り開いて新たに納骨堂を建立する予定であります。

 

                                 

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