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【打ち合わせ】
まずは今回の梵鐘の制作時期や大きさ、発注内容などの確認と火入れ式の流れの確認です。
ご説明頂くのは老子製作所の元井秀治専務。
住職はじめ一同、真剣にお話 を伺います。
なんとこちらにはあの元・サッカー日本代表の中田英寿選手も来られたそうです!
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【工房見学】
説明を伺いながら工房へ。
実際に納品される予定の梵鐘や仏像を見せて頂く。聞けば「こちらの地方は真宗大谷派のご寺院様からのご注文がかなりの数です」との事。
それにしてもこのお釈迦様の像ですが、とても良いご表情をされていました。
美しさのあまり写真をパチリ!!
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【工場見学】
工房・事務所から出て工場へ。
こちらは梵鐘だけでなく銅像なども制作しておられます。この写真では親鸞聖人銅像の制作過程を見学しています。
銅を流し込んで、そしてさらに彫って…
なかなか見れない光景に皆さん釘付けでした
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【鋳型を見る】
梵鐘は溶かした銅を流して作り上げるのですが、このような型を釣り上げて作られます。!
脇に付いている突起物でキッチリ固定してから流し込むそうです。
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【火入れ式直前①】
溶かした銅が流し込まれる前の型の内部です。
高く釣り下げられた型の下から撮影してます。
突く時の位置の上に書いてある文字は
『正覚大音響流十方』
(しょうがくだいおんこうるじっぽう)
です。良く見ると文字の左側に住職名前も入ってます。 |
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【火入れ式直前②】
入念に位置を確認しながら職人さん達が型を合わせていきます。
この型と真ん中の土との間に流し込まれた銅が梵鐘となります。
ズレたら大変なので職人さん達は何度も何度も位置を確認されてました! |
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【火入れ式(鋳込み)~勤行~】
型がピッチリとハマったらいよいよ溶かした銅が流し込まれます。
梵鐘は寺にあって「鐘の響き」によって仏法を伝えてくれる大切なもの。住職と当院とで銅を流し込む直前に読経します。世話役さん方も一緒に合掌。
この音が広く人々に届きますように… |
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【火入れ(鋳込み)】
いよいよ銅が流し込まれました!
入念に少しずつ流し込まれていきます。
それも一気に流し込むのではなく、何回かに分けて少しずつ流し込まれてました。
近くに寄るともの凄い高温!
写真撮影に夢中になって近づき過ぎて
「危ないですよ」
と注意されてしまいました(笑)。
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【火入れ式が終わりました】
火入れが終わった型の前で参加したメンバーで記念撮影をしました。
今回は富山まで日帰りでの車移動だったので少しお疲れのご様子?が見えましたが、この梵鐘の音が浄照寺から鳴り響くと思うと、想いは格別です。
太平洋戦争で供出させられて以来、約70年ぶりにやっと梵鐘が復活します。
落慶法要は11/1です。お楽しみに!! |